2021年 5月 の投稿一覧

商売の基本は役立つこと。ウニを売ろうとするとき、その意味を本当に理解している?

こんにちは。ビジポコ藤田です。
私はウニ屋の娘なのですが、商売にはいろいろなことが起こります。

 

無添加ウニだと虚構を売りキャバクラで豪遊する競合「コープで売ってあげるんだから」と値下げを強いる生協。コロナで大打撃の食品業界に、どんどん新商品が出てきて埋もれる有楽町どさんこプラザと、密を避ける時代にガラガラの羽田空港へ出店するどさんこプラザ羽田空港店。ふるさと納税でご注文されるお客様にも喜んでいただきたいし、新商品を開発して「北のハイグレード食品」にだって選ばれたい。

 

そう今回は、新商品開発の話です。
100万円かけて工場の台所を改装し、売れる商品を新しく作ります。「北のハイグレード食品」には選ばれるのでしょうか。何を開発したのでしょうか。売れるのでしょうか。

 

アイデアに悩む私たち母子に、ビジポコ編集長のコンサルタント河上は、一体どのようなアドバイスをするのでしょうか…。

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正しさよりもちょっとした虚構を教えてくれる推しの存在

”推し”はいますか? あなたの推しはどのような人でしょうか?

 

ところで忙しい方って多いと思います。そんなあなたは仕事の推進力を何にしていますか?「家族が支え」という人もいるでしょうし、「お金が欲しいから頑張る!」という人もいらっしゃいます。そして最近多いのが「推し」のために仕事をがんばるという人たちです。

 

そう、推し。お気に入りのアイドルや作家やタレント、そして準タレントのような存在のYouTuberやインフルエンサーなど、世の中にはたくさんの人がたくさんの推しを持っています。

 

あなたは誰が推しですか?

私の推しはよしもと興業所属のお笑いコンビ『ニューヨーク』です。今回のビジポコは、推しに関連した話題でお届けします。

 

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宗教は現代でもっとも成功したマーケティング

ビジポコ編集長・河上泰之に聞いてみよう!のコーナーです。

 

「新規事業(ビジネス)をポコポコ生み出す会社になりたい」との願いからつけられたビジポコ。ビジネスをポコっと生み出すべく、ビジ(真面目)とポコ(ユーモア)を組み合わせながらやって参ります。

 

さて、今回は個人的な相談です。ある日、夫が突然クロムハーツの180万円もする指輪を買ってきました。もちろん自分(夫)用です。気絶しそうになるライター。うっとりと指輪を見つめている夫・・・。なんとしてでも元を回収すべく、学びをお届けして参ります。ラグジュアリープロダクトの価値とは・・・?

 

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トヨタの新規事業は、なぜパッとしないのか

こんにちは。

犯人はヤス。でお馴染みのBizpoko編集長の河上泰之です。

 

今回は、トヨタ自動車の新規事業開発の第2弾です。

タイトルはズバリ「なぜパッとしないのか」。公開情報をもとに説明していきます。

 

トヨタ自動車はBeth社のクライアントであり、河上がトヨタ自動車だけは絶対に沈ませない、と言う決意のもと支援しています。辛口ですが、叱咤激励です。

(その決意の程は、前回の投稿に熱く語っていますので、こちらご覧ください。)

トヨタが挑む新規事業。文化背景と、ものづくりの難しさ

 

これまで、自動車会社からモビリティカンパニーになると宣言をし、イケメン菅田将暉がCMするKINTO(サブスク)をリリースし、開催される東京五輪では自動運転バスのe-paletteを、富士の裾野にWoven Cityをつくると公言し、着工した。

 

どれもこれも、面白いんだけれど、パッとしない。

これらを行うことでトヨタが世界最強であり続けることの確信が持てない、テスラに勝てる気がしない。それはなぜなのか。

本投稿ではまず1つずつ出来事を振り返り、トヨタが目指すモビリティカンパニーがなぜパッとしないのか、一番近くで応援する者として声を大にして伝えていきます。

 

それでは、スタートです。

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生協「売ってあげるんだから、ありがたいと思え」ウニ屋「ぐぬぬ・・・」

こんにちは、ビジポコ藤田ならぬ、ウニ屋の娘・幸子です。

ウニ屋は、とてもシンプルな商売です。

漁師さんが獲ってきたウニを港で買い付け、男衆に割ってもらってミョウバンにつけ、女工さんに綺麗に詰めてもらうだけ。あとは片付けて豊洲市場とふるさと納税に出して、払うもの払ってお金数えて終わりです。

 

私はこのシンプルさが大好きで、というよりとてつもなく好きなんです。

売上も何億かあり、赤字でもなく、コロナ禍でも落ちない良い商売だと思います。

 

遠目ではシンプルで好きでも、近くで見たら、また親と話せば課題は山積みです。従業員さんはいるものの、家族経営でもあり、利益も出していきたい・・・欲望や願望を持てば持つほど、乗り越えるべき壁が立ちはだかります。

 

その課題を、デザイン思考で乗り越えていきたいです。

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嘘をついたら儲かるという話(とその向こう側)

こんにちは、藤田です。

今回は、ビジポコの藤田ではなく、北海道のエゾバフンウニを売るウニ屋の娘・幸子として、学びをお届けしたく思います。

 

今回は、「商売における嘘」について。

「嘘はいけませんよ」「うちは誠実にやってますよ」というだけのつまらない話ではなく、その一歩先を行く話をお届けしていきます。

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トヨタが挑む新規事業。文化背景と、ものづくりの難しさ

こんにちは。

犯人はヤス。でお馴染みのBizpoko編集長の河上泰之です。

 

今回は、2回に分けてトヨタ自動車の新規事業はいったいどうなのか、解説していきます。

Beth社のクライアントとして、編集長自らが断続的に支援し続けること、19ヶ月。

ぶっちゃけると、僕が見ても現状はイケてないです。

 

世界最強のトヨタが本気を出して3年ほど取り組み、パッとしないのはなぜなのか。

なぜ、トヨタ以外の世界中の自動車会社が、テスラに追い越されたのか。

この謎を、自動車会社固有の「安全文化」これを理解することからはじめ、「ものづくり」の難しさを解説していきます。

本投稿では、守秘義務や機微情報の一切を抜き、公開情報のみを使いながら、順番に解説していきます。

IBMや、デロイトトーマツコンサルティングの戦略コンサルタントに、デザイン思考を教えてきた、新規事業検討のマニアからみた、トヨタの苦悩の最前線をお伝えします。

 

冒頭は、「トヨタが倒産した日」というフィクションから入り、編集長ヤスが、Beth社でどういう気持ちでトヨタを支援しているのかを簡単に共有します。

それでは、スタートです。

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ビジポコ相談室:コインロッカー投資がコロナ禍で・・・

相談室にやってきたご相談を、ビジポコ編集長に紐解いてもらおう!のコーナーです。

 

千葉県在住のキヨさんより、事業についてのご相談をいただきました。

コロナ禍までコインロッカー投資をなさっていて、売上があったものの、コロナで人の往来が激減し、それが響いてきた、、、たというお悩みです。

 

現在の収入は

 

  • コインロッカー4月売上46万円 →去年2月98万円 (激減なので一時支援金30万円を申請しようとしています)
  • ココナラ3月売上4350円
  • ブログ   →AmazonアフィリとASPともゼロ

 

といっても、投資の話であり、正確には事業ではないというご意見もあるとは思いますが生計を成り立たせるために、何か手を打ちたいという点をご相談に乗らせていただきます。キヨさん、ありがとうございます!

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【DX最前線】アクセンチュアが先頭!オフィスワーカーはブルーカラーから学べ。

こんにちは。

犯人はヤス。でお馴染みのBizpoko編集長の河上泰之です。

 

今回は、アクセンチュアがDXの最先端を爆走しすぎていて、どこの法人も追いつけないのではないか。

そんな予感、いや、悪寒が走ったので、初夏のクーラーがわりに彼らの物語を届けする。

 

DX、デジタルトランスフォーメーションが叫ばれるなか、コンサルティングビジネスをデジタル化し、世界最高峰を走る。

そんな彼らをレポートしながら、さらにその先の鏡の中の異世界を、編集長が語り尽くす。

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【価値を伝える】映画の制作に1000億円かけても、見るか見ないかは1分で決まってしまう

ビジポコ藤田です。

 

突然ですが、映画は見ますか?

 

映画って純粋に集中できるし、物語からの学びもあるし、人生を豊かにしてくれて、最高ですよね。でも、あなたは映画の見る/見ない をどこで判断しますか?そして、見てきた映画がとても面白かった場合、どのようにして周囲に推薦しますか?

 

  • 大きく張られた看板
  • 偶然見かけたポスター
  • 映画館での予告
  • ネットに載っているサンプルムービー
  • お友達からの評判
  • SNSで評価が高い

 

など、いろいろな経路で映画館に吸い込まれていくことだろうと思います。

 

映画制作は、とてつもない費用が投下され、制作費は1000億円を超えることも多々あります。しかし、自分自身が見るか見ないかを判断するときや知り合いに推薦するときを考えてみてください。1分ぐらいで結論を出してしまいませんか?今回のビジポコはその話です。

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