【ビジポコ相談室】大混戦の看護師転職メディアで収益を上げるには?

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ビジポコ藤田です。

いま、医療に注目がとても集まっています。もともとウェブ上にはナースの転職メディアがたくさん。実は看護師のライターさんも増えていて、看護師ライター養成講座なんてのもあるぐらい。その分だけ看護師転職のメディアは多数存在します。

 

今回のビジポコ相談室は、大混戦の看護師転職メディアで人のお役に立っていくにはどうしたらいいかお届けしていきます。ご相談者は現役の看護師さん。しかも、介護士さんから看護師さんの資格をお取りになり、現役で活躍されている方です。

 

ご相談者:さーしさん

ご職業:介護士から看護師になった現役看護師。

ご相談内容:看護師の転職メディアを運営中。いくらか収益が上がっているが、もっともっと人の役に立って、自分も収益が上がるようにしたい。

ご相談のサイト:応援ナースを紹介する、『看護の派遣110』を運営

 

【今回のダイジェスト】

  • 月収45万円という高給と、働く自由を両立させた人として発信
  • ペルソナによってサイトを2つに分割
  • サイト上の認知の不協和をなくす
  • どこから新しく人をひっぱってくる?

 

では、いきましょう!

収益の構造

 

まず、収益構造の確認です。

看護の派遣110』は、いわゆる転職メディアとしての位置づけです。

 

  • サイトがGoogleで何らかのキーワードで上位表示され、
  • 訪問者が何らかの心の動きを感じて行動を起こそうと思う
  • 『看護の派遣110』から『応援ナース』にクリックして飛んで登録する
  • 登録したり、転職が成功したりすると『看護の派遣110』に収益が入る

 

いわゆるアフィリエイトの仕組みです。

 

現在、収益が上がっていると言うことは、「何かしらには刺さっている」のだと編集長河上はいいます。さーしさんによると、「他の普通の転職だと全然、収益が発生しないので、応援ナースという派遣制度そのものの紹介で刺さってるみたいです」

 

ストレスがたまっている看護師さん達にどう役立つ?

 

さーしさんによると、看護師はハードな仕事であり、ストレスをためている方も多いといいます。そこで「3ヶ月や半年スパンで派遣として病院を渡るのがおすすめなんです。自分の病院にもそんな感じで来てる方がいますし、自分も利用したことがあるんですが、看護師派遣はとても良い制度だなと。」とおっしゃっています。

 

うまくいくと月収45万円(ベースは40万円夜勤手当が5万)も可能です。45万円は看護師としてはかなり高い方で、都内では手取り30万円、都内を離れると20万ぐらい、地方だと10万円台などもあります。『応援ナース』を最初みて45万という数字をみたとき、さーしさんも信じられなくて、疑いつつも、紹介予定派遣を経由し、いいなと思ってそこに就職をした形です。

 

「ストレスがたまっている看護師さんも多いから、派遣や紹介予定派遣で、役に立ちたいです。」とさーしさん。また、看護師さんは学校を出る際に、学校においてあるパンフレットで進路を決め、そのままずっとそこに就職を続けると。だから、自分で仕事を探す機会があまりないのだそうです。とどまっていると。しかし、

 

『流れない水は腐る』

 

が、さーしさんのモットー。

看護師の世界は、女性が多くさらには長く勤めると自然とお局さんになってしまったり、そうした人に悩まされたり、好き嫌いで職場の雰囲気が変わったりと、微妙なやりづらさを抱えていることが多いそうです。でも、期間限定で働くとなると、そういったところに流されず、看護の仕事に集中できてお金ももらえて、よぶんな人間関係に振り回されない、そういうメッセージです。

 

女性社会の看護師業界で、男性が発信できること

 

ここまで聞いて、編集長河上はいいました。「いっそのこと男性に絞っていいかもしれません。男性看護師に向けたキャリアアップ、男性看護師に向けた、『家族を持てる給与』を得る方法としてのステップアップ。」

 

「方法論として、応援ナース等と付き合いながら、高い給与を維持しながらキャリアアップできると。いろいろ経験を積んでいくとどこかに収まっても高い給与でずっと行けると。それをわかりやすく整理してみてもいいのではないでしょうか」

 

 

サイトの具体的な改善

 

では、サイトの具体的な改善に入ります。

編集長河上によると、看護師さんには2種類いると定義し、サイトは2つに分けた方が良いと。

 

①スキルがあり、人間関係は必要ない。その代わりお金が欲しい人

②スキルはない、安定した収入を得ながらレベルアップしていきたい人

 

①は、たとえばコロナ病棟での看護スタッフさん達。感染症に対応するスキルがある人達という位置づけです。これなら、どの求人メディアにも案件が多く載っていて、いつでも転職に登録してもらえそう。

さらに、「人間関係がやだなー」と思っている人に向けて、人間関係とお金を切り離せるんだよ、そういう方法があるんだよ、と伝えるサイト。

 

②は、まだまだこれからだけど、安定した収入を得たいと考えている人。「とはいっても本当に収入もスキルも得ながらキャリアアップなんてできるのかな?」と思っているので、その実例を見せてあげて、「できるんだよ」と勇気づけ、さーしさんご自身がモデルケースになっていく。まさに『応援ナース』にふさわしい人達です。安定した収入を得ながら、ステップアップしていくわけですから。安定した収入を得て、家族を持つための仕事のとらえ直しをするためのサイト。

 

藤田「わけて踏み込んだ提案をすることで、Googleからきた読者がより本当の愛読者に化けてくれるというわけですね。」

 

認知の不協和を取る

 

情報発信の上での認知的不協和

 

さーしさんが、最初に『応援ナース』に惹かれたのは、率直に言って月収45万円などの数字だったといいます。しかし、記事に入っていくと「お金だけじゃない」ということがわかったり、自由を得たいという話だったり。それ自体は問題ないのですが、最終的な登録をいざなう画面でお金がまたどーんと出てきていると、読者はあれっとなってしまって認知の不協和が起きると。そこはもったいないので改善した方がいいという指摘がありました。

 

プロフィール上の認知的不協和

 

さらに、当初さーしさんはご自身のプロフィールを「ぽんこつ」と書いておられました。ぽんこつは自己認識ではそうなのかもしれませんが、「高給と自由な働き方のどちらも、わがままに手に入れた」という立場からの発信でもいいのではないか?と編集長河上からアドバイスが。どうせなら、いま流行っているFIREを達成した人たちみたいに、「新しいライフスタイルの実現者・提唱者」という立場から、語ってみてはどうかというのです。これも素晴らしい助言!

 

新しい読者をどこからひっぱってくる?

 

さて、現在でも運営サイト『看護の派遣110』には、Googleより人が来てくれています。もっともっと来てくれれば、単純にもっと収益も上がるのではないか・・・そこでどのような改善ができるか、編集長河上よりデザイン思考でアイデアがありました。

 

  • 看護師のぶっちゃけ掲示板

 

を作ってはどうか、というもの。

どこの仕事場もドロドロした部分はありますが、少し隔絶され別世界の感じがする病院という場所では、さらにドロドロしたところがありそう。人間の負の部分がつまっているのです。ただ、「現状ウェブにはあまりそれを吐き出すところがない」と、河上は指摘します。

 

なので、そのドロドロを吐き出す場所を作ってはどうか、というのです。

 

藤田「『旦那デスノート』みたいな!?」

 

旦那デスノートとは、リンクは張りませんがかなりドロドロした夫婦関係のことが書かれているサイトで、人によっては気分が悪くなるサイトです。それでもトップによれば18万人の訪問者がいるとされています。

 

さーしさんが管理すると体調を崩しちゃうので、そういうのを見るのが好きな人に管理は任せて、個人情報や誹謗中傷はダメというルールを徹底して、運営してみてもありだと。「あまりに今の職場がつらいなら、こういう選択もありですよ」と提示する形で、別法人を立ててぶっちゃけ掲示板を運営してみてもいいかもですね、とのこと。

 

うーん、それはなかなかタフな道のり。旦那デスノートもきっと探偵屋さんとかが広告を出せば収益があがりそうだし、そういう法人が運営しているのかも?

 

最後に

 

当初はアフィリエイトサイトのコンバージョン率をアップさせるというご相談だったのですが、数字の改善と言うより中身そのものを変更して、うまく人の役に立って収益を上げるという形となりました。

 

さーしさんもWeb会議を終えた段階ではご満足いただけた様子。さて、どうなるでしょうか?

 

【看護師の転職アフィリエイトサイトの改善・ダイジェスト】

  • 月収45万円という高給と、働く自由を両立させた人として発信
  • ペルソナによってサイトを2つに分割
  • サイト上の認知の不協和をなくす
  • 掲示板を運営して新しく人をひっぱってくるのもあり?

 

さーしさん、応援しています!

 

 

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ライター藤田は、ウニ屋の娘です。創業者である母親が国の専業主婦1円起業枠でゼロから立ち上げた北海道根室市のウニ屋の娘で、ディスカッションを楽しく学びある記事に仕上げます。

 

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